日本人女性の更年期症状の1位は肩こり、2位は疲れやすい、だそうです。
更年期は卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少し、ホルモンバランスが大きく変化します。
その影響で自律神経も不安定になり身体はとても揺れやすい状態になります。
女性ホルモン、特にエストロゲンの作用は様々ありますが、その中に骨を強化したり、関節が滑らかに動くようにしたり、女性らしい身体を保つ働きや、脂肪を適度につけ代謝も促してくれる作用があります。
肩こりや疲れやすいなどの症状は、このエストロゲンの作用が少なくなってくることで表れてきます。
そして、身体の歪みや筋力が弱い部分があると、さらに強い不調として表に現れてきます。
身体の歪みはどこからきているのでしょう…。
それは日頃の座り方や姿勢、使い方の癖から来ています。
スマホを見ている時、パソコンで作業をしている時、脚を組んで座っている時…。
それはいつも無意識にしていること。
そんな無意識にしている身体の使い方が身体に大きな影響を与えています。
若いころは首や肩が凝っていても一晩眠れば良くなったし、疲れも取れていたかもしれません。
でも、これからはそうもいかなくなっていきますね。
歪みがあるまま使っていると更年期の身体にはとても負担がかかります。
身体は無理な姿勢で頑張らないといけないので、余計に首や肩が凝ってしまいます。
そしてストレスが大きくなり、脳がなかなか休まらない状態になり、疲れているのに眠れなくなる。
という状態になってきます。
休みたくても休めない…。
そんな状態はとてもしんどいですよね。
当院の鍼灸整体では、
身体を整えて使いやすくすること。
自律神経を整えること。
に重点を置いて施術をしていきます。
身体が整うと動きや姿勢にも変化が出ます。
動きや姿勢が変化すると、肩こりや疲れも改善していき、夜もぐっすり眠れるようになっていきます。
お客様にも変化を実感していただけるように、施術前後で姿勢の写真を比べたり、動きを確認します。
整えた身体をなるべく維持できるよう、お客様に合ったセルフケアをご提案します。
身体を整えることは、人が本来持っている元気になろうとする力、自然治癒力を引き出します。
更年期は誰にでも訪れます。
身体が上手に次のステージへ移行できるようにサポートします。