· 

子どもの緊急時の対応勉強会

今日は埼玉県越谷市で小児科のクリニックをされている吉岡先生の講習会に参加しました。

テーマは子どもの緊急時の対応です。

 

子どもの不慮の事故の1位は窒息だそうです。

 

生後5~6か月頃は何でも口に入れたがりますよね。口に入れて感触を確かめているんですね。

でも万が一飲み込んでしまった場合は窒息の危険性があります。

 

子どもが口を開けた最大口径は、乳幼児は32mm、3歳児は39mm。

トイレットペーパーの芯が約39mmとされるので、これより小さな物は子どもの手の届かない場所に保管しておくと安心ですね。

 

飲み込んでしまった場合の対処法は背中を叩く背部打法や腹部突き上げ法(ハイムリック法)があり、もし意識がなくなった場合は心肺蘇生法に切り替え、すぐに救急車を呼ぶとのことでした。

慌てていると異物を取り除くことだけを考えてしまいそうですが、意識がなくなった場合は切り替えが大事です。

 

この他にもけいれんや歯が折れたとき、鼻血、お友達や動物に嚙まれたときの対応法も教えていただきました。

当院は小児はりの施術もしているので勉強のために講習を受けたりしています。

子どもと親御さんが安全に楽しく子育てできますように。

小児はりで応援しています。