肩が痛くて上がらない。
服を脱いだり着たりで肩が痛む。
後ろに手を回すことができない。
特に思い当たる原因がなく徐々に痛くなってきたのであれば、いわゆる四十肩、五十肩かもしれませんね。
原因としては退行性変性(いわゆる老化現象)があります。
老化現象だから仕方がない…。
いえいえ、そんなことはありません。
正しく使っていくことで肩の痛みは予防できますよ。
例えば「肩甲骨」
普段、肩甲骨の存在を意識していますか?
猫背の姿勢でいると肩甲骨は上方に行き、さらに通常よりも背骨から離れたところに位置してしまします。
そうすると肩甲骨周囲の筋肉のバランスが崩れ動きにくくなってきます。
そのような状態で肩を使い続けると筋肉や靭帯に炎症が起き痛みが出てきます。
四十肩、五十肩の改善のポイントは、硬くなっている筋肉を緩めるとともに、これまで使ってこなかったサボリ筋の体操をしてあげることです。こうすることで肩甲骨と上腕骨が協調して動かせるようにしていきます。
症状が緩和する期間はご個人差が大きく、半年や、肩が拘縮といって固まっている場合は2年くらいかかる方もいますので、普段からケアしていくことが大切です。
更年期世代はあちこち不調が出て大変な時期。
体のケアのひとつに鍼灸を取り入れてみてくださいね。